大北先生「小島さんは保健委員会に所属しておりますので翔兵さんの手伝いをお願いしま
す。元々委員会に所属する生徒は学校の方針で課題の提出は免除されていま
すからね。」
翔兵「正確に言えば、教員資格を取得したのは去年の11月上旬でインターン実習自体は
渡河先生に頼んで当校で行われています。まあ、今月までの9か月で叩き込まれましたので大丈夫です。」
大北先生「まあ、推薦したのは今名前の出た渡河露子養護教諭と琉玉大学大学院教授の自丹
波典夫先生です。しかしながら、翔兵さんには渡河先生から指示があり夏休み
期間終了以降も臨時保健教諭として渡河先生が出張のときにはついてもらいま
す。」
十分後
校舎大玄関前(屋内側)
羽島検事「翔兵、今日県立博物館・美術館行かないか?」
大牟田千彦「ああ、一緒に行こうぜ。」
将兵「ごめんな。今さっき母さんから急遽仕事が入ったって、口頭とメールであったんだ
よ。今から帰宅して妹達と父親の夕飯作らなきゃいかないからさ。来る金曜遊ぼう
ぜ。」(しかしながら、明日以降とんでもない事案が立て続けに起こる感じがする
からな。警戒を最大値に上げとくか…)
検事「どうした、翔兵急に立ち止まって?」
織浩「あれ?翔兵達か。まだ帰ってなかったのか?」
千彦「いやさ、翔兵の野郎急に立ち止まりやがってさ。」
織浩「見た限り、翔兵は明日以降の県全体の状態に異常さを察知したんだろうな。あいつの
場合、翌日以降から一か月の災害危険予知できる異能があってな、その予知がかなり
確率で当たるんだよな。おっと、噂をすれば翔兵の意識が現実に戻ってきたみたい
だな。」
翔兵「悪りい、悪りい。待たせたな。途中まで一緒に行くか?」
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